Genes and Environment掲載論文の引用について
2015年11月16日
本年より学会誌Genes and EnvironmentがBioMed Central社のオープンアクセスジャーナルとして発行されています。海外からの投稿が大幅に増加し、11月現在、掲載論文23報のうち、7報が海外から投稿された論文です。採択率も83%に低下し、国際化、高レベル化が進みました。11月にはBioMed Central社からPubMed Centralへの収載申請が行なわれました。
Genes and Environmentの次の目標はWeb of Science (SCIE) に収載されImpact Factorが付与されることです。そのために最も必要なことは、掲載された論文の被引用率を高めることです。現在のGenes and Environment のImpact FactorをSCIEの式で計算すると約0.3です。つまり最近の2年間に掲載された論文のうち、3分の1の論文が1回だけ他の論文で引用されたに過ぎません。しかし25人の会員が、これから他誌に投稿する論文で1報をGenes and Environmentから引用すれば、Impact Factorは1を越えることができます。これはそれほど困難なことではありません。ぜひ皆様のご協力をお願いいたします。
学会誌の質を高めることは,学会の評価を高め、その研究領域の重要性を示すことにつながります。JEMSは環境変異原研究分野で、世界の重要な位置を占め、またアジア諸国をリードし続ける学会であるべきと考えます。ぜひ皆様のご協力をお願い申し上げます。