環境エピゲノミクス研究会

"ポストゲノム時代を迎え,"Epigenetics"という概念が重要視されつつあります.これはこれまで研究されてきた突然変異に加えて,遺伝子の発現調節や遺伝子の安定性を重視する考え方で,生物学,毒性学,臨床医学,さらに社会学をも変革させる可能性を秘めている重要な概念です.とくに,種々の環境要因と遺伝子発現との相互反応を研究する"Environmental Epigenomics (EEG)の重要性が,毒性学や臨床医学などの分野で認められつつあります.

そこで,主に日本環境変異原学会(JEMS)に所属する有志が集まり,種々の毒性事象を"Epigenonics"をkey wordとして討議する場として,"環境エピゲノミクス研究会 (EEG)"を設立いたしました.この研究会は,「トキシコロジー学会」,「環境ホルモン学会」および「環境毒性研究会」などの会員の皆様にもご参加いただき,さまざまな環境要因が誘発するさまざまな毒性事象から,「環境Epigenomics」という新しい環境毒性学の構築を目指して活動してゆく所存です.

研究会は原則として年2回,定例会およびJEMS学会開催時に実施する予定です.また,ホームページ(http://eegs.web.fc2.com/)を媒体として,研究会の活動や関連学会の情報,さらにこの分野での文献情報なども提供する予定です.この分野に関心をお持ちの多数の研究者にご参加をいただき,積極的な討論を通して,この分野の発展にいささかなりとも貢献できればと思っております.

研究会についての詳細,入会方法などは,こちらのホームページをご覧ください.


幹事:澁谷 徹(代表幹事)・伊吹裕子・河井一明・須藤鎮世・野原恵子・八木孝司