平成30年度公開シンポジウム「<若手企画>遺伝毒性研究の最前線と挑戦」
今年の公開シンポジウムは,本学会で活躍する産・官・学の若手会員による研究発表を行います。各分野での遺伝毒性研究における最前線の研究内容についてお話頂くと共に、今後の「挑戦」について研究に留まらない自由な内容でシンポジストの先生方にご討論頂く予定です。多くの皆様にご参加いただきますようお願いいたします。
日 時:2018年6月9日(土)9:50~16:35
場 所:国立がん研究センター 新研究棟 大会議室
東京都中央区築地5-1-1
アクセス https://www.ncc.go.jp/jp/about/access/tsukiji.html
世話人:安井学(国立医薬品食品衛生研究所)、武藤重治(田辺三菱製薬株式会社)、佐々彰(千葉大学)
参加費:無料,事前申込不要.
※当日,会場へ直接お越し下さい.
協 賛:公益社団法人 日本薬学会
プログラム:
9:50~9:55 開会の辞 本間正充(日本環境変異原学会会長/国立医薬品食品衛生研究所)
9:55~10:00 はじめに 世話人 安井学
講演
10:00~10:35 志賀野美幸(株式会社LSIメディエンス)
ホルマリン固定肝臓を用いた小核試験
10:35~11:10 岡田恵美子(株式会社ヤクルト本社)
消化管を用いる小核試験の開発とその有用性
11:10~11:45 加藤竜也(田辺三菱製薬株式会社)
医薬品開発におけるメカニズムを基軸とした遺伝毒性評価
11:45~13:15 昼食休憩
13:15~13:50 堀端克良(国立医薬品食品衛生研究所)
Pig-a / PIG-A遺伝子変異試験によるヒトを含めたin vivo遺伝毒性モニタリング
13:50~14:25 佐々彰(千葉大学)
DNAとRNA ー僅かな構造の違いが引き起こすゲノム不安定性ー
14:25~15:00 山本歩(八戸工業高等専門学校)
食から親しむ環境変異原研究・教育 ~「ゲノムディフェンダー」の提案~
15:00~15:20 休憩
15:20~15:55 岡素雅子(福岡歯科大学)
ミトコンドリア複合体II不全によるヒトiPS細胞由来発がんモデルの構築
15:55~16:30 酒井恒(神戸大学)
メタボリックDNA損傷を抑制する新規メカニズムの可能性について
16:30 おわりに 世話人 武藤重治
注:講演タイトル,プログラムは変更の可能性があります。